シェフのつぶやき
初の南米「リオ」、いいではないか。
10月1日(木)4周年となる、

何か気の利いたご挨拶をと思い、例年の如くあれこれと考えはするが、気の利いたことも、おもしろいことも、書けるわけでもなく、例年の如く正直な気持ちそのままに、申し上げる事とします。

4周年を迎えるにあたりこれも、ひとえに皆様方のご愛顧のお陰と感謝しております。

駐車場も遠く、立地的にも一般的郊外の飲食店としては、厳しいスタートとなることと、おおよその関係者皆様と、わたくし自身の悪い正夢を見事に裏切ることなく、遺憾千万その通りの厳しいスタートとなる。


“ご来店されたお客様を大事に”


立地的条件や世の中の不景気説を理由に思案投首し廃業する暇はないし、やはり基本的なことをしっかりと時流に踊らされず地道に継続する。

料理のABCとまったく同じことだ。

2005年開業以来、本当に皆様方多くのご愛顧のお陰を持ちまして、4周年目を迎えるに至りました。

あらためて感謝の気持ちと共に、今年は大事な顧客の一人でもある筑紫野ベリーファーム農園主のご好意に甘え、ブルーベリーCAKE(ケーク)を、ノベルティーとしました。

皆様の「おめでとうございます」が、やはり気持ちの大きな支えとなります・・

5年目の“そうりの食卓”は、更に皆様のご支援ご鞭撻のもと、進化成長してまいりたいと存じます。

何も変わらないコンセプトのもと。
Date: 2009/10/05


シルバーウイークにて
23日、ジャイアンツが3年連続の優勝を果たし、歓喜のビールかけが行われた最中、休み返上のシルバーウイークの終日、ビールサーバーの清掃手順を誤り、悲しみの顔面直撃のビールかけを一人味わう・・・

誰にも見つからぬよう一人顔面ビールをぬぐう・・・

情けなくなり一人「ワーっ」と、泣きたくもなる・・

そんな失敗で意気消沈しているのは、やはり過労のせいかいな・・

そんな、あなたにダーウィン先生の「種の起源」の進化論をお勧めする。
悪いものを(淘汰)を捨て、よいものを選び分ける。
すなわち、私的には嫌なことは、はよ忘れて楽しい思いに、はせようではないか、自然界の生物は、生態的条件や環境に適応するものが子孫を残し続ける。

変に話がそれたが、やはり私の予想通りに“敬老の日”多くの常連様がお父さん、お母さん、もしくは、おじいちゃん、おばあちゃんを連れご来店。

私的には“お見通し”である。

マーケティング室長及びオーナーシェフの肩書きを持つ、田舎の定食店の親父は“お見通し”なのである。

おもいっきし、お昼からご馳走を用意して待っていたのである。

“旬の釣りスズキの香草グリル モンサンミシェルのムール貝&秋茄子のフォンダン オマール海老のビスクソース”

意外にも、「たまには肉でも」と、お肉の注文も多し・・・

「ぐふふ・・・」ぬかりはねえぜ。

食べやすいサイズの和牛のサイコロステーキを用意してある、もちろん“バルサミコ酢の吟上醤油”で。

鳥は成長してからも、幼い頃親鳥がえさを口移しで与えてくれたことを忘れず、今度は親鳥に食物を運んで恩返しをする。

ゆるやかな午後ふと、そんなことを思い出したりもする。
Date: 2009/09/29


げんがいい
例え火事があっても地震が起きても、この鍋だけは持って逃げるのだ。

4年前に中古厨房機器屋の片隅に投げ捨てられるように、展示されていたステンレス素材の“蒸し器”。

1,500えん・・・お買い上げなり・・

“そうり”の厨房機器及び鍋釜などの調理道具はすべて新品で購入されたメーカーものばかりだ、鍋においてはフランスから持ち帰ったオールステンレス鍋と鋳物のいい材質の物を使用している。

いいものを大事に長くが信条である。

早い話が、当時切り詰めた予算内で、蒸し器すら購入を見送る羽目となった・・・

異色の存在感を放つ、この既に使い込まれた蒸し器は、偉才ぶりを“そうり”で発揮、そして更に使い込まれる事となる。

・蒸し加減も自由自在にガスの調整で

・お子ちゃんプレートの人気もんトウモロコシの丸ごとボイル

・オマール海老だって姿煮

・クレームブリュレだってできちゃう!

・フォアグラの“おでん”の仕込だって!!

・キャンプではパエリア鍋にも・・

数えあげればきりがない・・
TVショッピングに出てきそうな勢いなのだ!

“苦楽を共に経験してこそ、鍋との絆は強まる”

今度、出版します。

「sorry,うそです。」

そんなこんなで、共に成長してきた可愛い鍋ともスチームコンベクションの導入と共に、しばし隠居生活に入る。

「君が独立した暁には、この鍋を開店祝いとして、あげるからな」
「預かり保管料はサービスしとこ・・・」

4年前と同じよう共に一番仕事をしたスタッフにより丁寧に磨き上げられる・・・

げんのいい鍋である。
Date: 2009/09/15


睡眠不足のワケ?
十五夜は何時だか知らぬが、中秋の名月にふさわしい月夜の夜が続く、あまりのお月様の美しさにしばし見入る、「ルナティック(精神異常者)」という言葉が示すように、満月と精神疾患の関係がローマ時代から指摘されるが、満月に出現する狼男と私の睡眠不足はあまり統計上あてには、ならぬだろう・・・

そして、いとも簡単に政権交代となる。
第二次世界大戦後の1949年から1964年までの15年間にわたり、栄養源として子どもたちの給食に出ていた粉ミルク(脱脂粉乳)のほか、衣服をつくるための綿や医療品など、当時のお金で65億円もの援助をユニセフ及び諸外国より受けた日本国。

これからの事も大事だろうが、振り返り感謝すべきところも十分に感謝する事も大事ではなかろうか?

私は脱脂粉乳スペシャリテの“定食店”を目指すのだ!と思案にふけり、睡眠不足のワケでもない・・・

つまらぬ前振りが長くはなったが、「遂に」“遂に”つ・い・にー!スチームコンベクションオーブンを導入した。

定価で軽の新車一台分の価格である。

「ちょっと、ひし形ですが・・・」
(たぶん、荷崩れを起こしフレームが変形)
「ちっちゃな傷もあちこちに・・・」

「でも、大丈夫!しっかりと稼動させます!」

開業以来、面倒を見てくれた厨房エンジニアも、少々訳ありのオーブンも可愛くて、可愛くてしょうがない。

“悲しみがとまらない”の替え歌、“嬉しくてしょうがない”の歌を朝から口ずさみ、昨夜は“嬉しくてねむれない”

開業4年目にして、念願のオーブンを手に入れる事ができました。

関係者の皆様、そしてもちろんお客様、本当に感謝の気持ちで一杯です。

今日はいい夢がみれるかいな・・・
Date: 2009/09/07


その先にあるもの・・・
26日木曜日、調理師試験合格発表日・・・

努力の甲斐があり、初めての挑戦にて大願成就、調理師試験に合格する。

昨年の“ぞうちゃん”に続く“健ちゃん”二年連続の快挙である。

心より「おめでとう!」

思いをおこせば、私自身1997年の帰国以来、数多くの“同じ釜の飯を食う”同士とめぐり合い組織作りに、もがき苦しみながらも困難に立ち向かった記憶が蘇る。

職業・学業・職業訓練にも付いていない族、または付こうとしない人。
どうにもならず、手に負えない、との意味でかのクリントン大統領が発した「ならず者」にほぼ近いと思える若者衆にも巡り合う。

“同じ釜を食い”苦楽を共にする内に自然と同情にも近い人情が生まれてる。

私共々できの悪い連中には常日頃から「何でもいいやん、何か目的ををもって生きようや・・・」と半ば自分に言い聞かせる気持ちで接する。

自然に職業人とし、社会人とし、やはりしっかりと自立してほしいという思いより、国家試験である調理師試験を目標とし見込みのある若人に私自身が勤めた事業所で目標意識を持ちチャレンジとした。

木曜日の午後、ふと指折り数え、果たして今回で「何人目?」と指折り数えるや、両腕両指に収まらぬ・・・

料理長に就任する者、会社を起こし実業家になる者、私同様オーナーとして飲食店を開業する者、様々である。

自分には優しい私、それなりには社会貢献とまではいかぬが、評価の対象となるのでは・・・相も変わらず自分には甘い。

今回の合格も、いつも通りに・・・

「おめでとう!」

「その先にあるもんは、何ぞや」

と、

今だ出来の悪い、定食店店主は、またもや問いかける。
Date: 2009/09/01


BBQ
澄み切った青空の下、爽やかな風を感じながらの食事はやはり格別!

スタッフと家族でこじんまりと計画したバーベキューだが、あれよ、これよという間に、ちびっ子、取引先及び前職場の仲間らも駆けつけ大所帯でのバーべキューとなる。

やはり、大人数での食事は楽しいのだ・・・

バーベキューなのに塩を忘れたりのハプニングはありましたが、♪笑って許して ちいさなことと♪和田アキ子の歌を口ずさみつつ後発の方の携帯に急遽塩の調達をお願いする。

こんな山奥で美味しくお料理を頂けた立役者は携帯電話のお陰でもある、、、

心の底では、青大将を首にぐるぐる巻きつけるか、大相撲森の熊さん大野城夏場所、笑えないハプニング辺でも期待はするが「そうだ、肝心の塩がない!」

まあ!今日の所はいいではないか、皆が楽しそう!!

思いもよらぬ、あちらこちらからの勝手な協賛で、こんな内容の“BBQ menu”となる。

・イベリコ豚一頭分ロースの丸ごと炙り
 (最近マスコミが騒いでいるアブリとはちと違う)

・なんでこんな山奥で焼かれんのと悶絶するサザエ

・粘土遊びも兼ねて子供たちに大うけ“羊の塩釜焼き”

・「おい冗談だろー」と、思わず魚屋に口にした“ズワイ蟹”
 (でかすぎて網に収まらず)

・隣の女性が「佐賀牛?」と勘違いした中トログリル

・スタッフ初挑戦!オマール海老のビスクで“パエリア”

「和気」は穏やかな気分。
「藹藹」(あいあい)は草木がよく茂り、いい気分が満ちあふれるさまの意味を含む。

皆様お疲れ様でした。
そして、
ありがとうございました。
Date: 2009/08/25


夏休みに
一番近い先祖を思い出し、清らかな水をかけてあげ、手を合わせる。

私自身、別に宗教及び信仰に深い思い入れがあるわけでもなく、短い春の夜に見る夢と同じく「一場」のように、はかなく楽しく生きたいと思っている。

別に今があるのは先祖のお陰なのだから感謝するとか、有り難いと思う気持ちを懐くことはないのだが、足が墓前に出向きそして毎年手を合わせる。

今現在に感謝の気持ちと有り難いと思うことが、なんとなく終わりそうな夏に、なんとなく思うこの頃である。

田舎の実家で子供らと、母が用意した、水羊羹をつつきつつ、一枚の新聞の切り抜きが目に留まる・・・

野地さんの近著『ヨーロッパ食堂旅行』のパリの料理店主の回想。

その昔、店で一番安い定食を頼んだ米国人カップルが書置きを残す。

「新婚旅行の食事のうち、ここのが最高でした!」

30年後、4人の家族が一番高い定食を注文し、シャンパンを空ける。

勘定でハネムーンの思い出に触れたので、もしやと店主、かねて保存の紙片を見せる。

夫婦は涙ぐんだという。

店と客の交わり、こうありたい。

実は私も大事にしているものがある・・・
Date: 2009/08/19


豪雨
ここ数年、短時間に激しく降る大雨の発生回数が明らかに多いなど、異常なものが見られる。
やはり、地球の気候システムの温暖化とは、まったく無縁とは言えないのではあるまいかと自分勝手に推測する。

日曜日の早朝、朝刊の一面に“最大級の警戒”を、との記事と降りしきる雨足の強さに、いわゆる、第六感とか、予感、よくないことが起こりそうであると感じる・・・いわゆる『虫の知らせ』

たまたま本日は、夏休み期間中のどら娘どもが大分からの帰福の日。

大分の親父に電話で「今日はやめとこ」とだけを伝える。
返事は『わかった』だけの回答だった。

そして、通常通りの営業、行き交う緊急車両のサイレン、驚くことに半数以上のご予約のお客様が来店する。

丁寧にキャンセルのお客様からもご連絡いただく。

「当日になつてごめんなさい、楽しみにしていましたが、どうしても交通の事情で・・・と、」

「またの、機会に是非お越しください!本日はご連絡ありがとうございます。」
と、私。

久々の本音トークである。

そして本日、月曜日・・・ドラ娘のピックアップ。
いつもなら大宰府インターより乗り入れ大分への道のりとなるのだが、本日はバイパス下道からの出発である。

九州自動車道の土砂崩れ現場近くで、静かに犠牲者の冥福を祈り、渋滞した道のりに時間を要する。

あらためて自然災害の恐ろしさを認識する一日となる。

写真は“そうり農園”のオクラの花
Date: 2009/07/28


「君は運がいいか?」
松下幸之助氏創設、政経塾での面接時での、氏自らの質問事項、
「君は運がいいか?」

天井から水の滴り、次第につららのように石灰岩が成長する。

7番テーブル左後方14時の方向より“漏水”
♪もう、どうにもとまらない♪

福岡を代表する鍾乳洞となるのか?
(冗談にもならない)

「水が漏っている何とかして!」
と、妻
「生命保険の見直しを!」
と、
おんなし位の勢いで、目で物申す。

♪もう、どうにもとまらない♪お客様にはお詫びを申し上げつつ営業を続ける、何とか最後のお客様をお見送りし、いざ点検溝を空け天井裏へ。

2階の浴槽部分の給水管への接続部分のフレキ管の亀裂した部分より破水している。

とりあえず原因の究明には成功する。

しかし、日曜日の午後10時、動いてくれる業者さんは検討も付かず・・・

途方にくれつつも、給水管に絶縁テープ巻きつつ対処に追われる。

そしてなぜだか、プロパンガス屋さんの担当者の携帯に電話、水道トラブルに、なぜかガス屋さん・・・

つきあってためになる友人の三タイプ
その一、正直に直言する人
その二、誠実な人
その三、博識な人
まとめて“益者三友”

たぶん、孔子

ほぼすべてに、あてはまる方である。

電話の上で応急処置に必要な要件だけを伺うつもりが事の重要性を察知してか、晩酌を中断し奥様の運転で飛んで来る。

埃と汗まみれの緊急処置。

「感謝の言葉が見つかりません」
と、正直にそのまま申し上げ頭を下げる。

翌日には無事に営業再開となる。

「運のいい人は、必ず自分の周りに感謝をしているから」
松下幸之助

私には感謝の言葉が最後まで見出せない一日となりました。
Date: 2009/07/20


「あり」だろう、
無駄を省き、華美に走らず、合理的な内容で、心豊かに門出を祝福するような、披露宴はできぬものか?・・・

料理はおもてなしの要ですから、オリジナルの婚礼メニューをシェフと相談し提供する会場が婚礼場に限らずホテル及びレストランに増えている。

つい最近、有名女優さんが、各料理界から招聘した8人の有名シェフが料理を1品ずつ振る舞う、本人いわく「宇宙一おいしい披露宴」のニュースがテレビで流れる。

少し前も、被災した神戸に実家がある女優さんが「神戸に元気になってほしい」と、挙式、披露宴、着物…何から何まで「関西」
にこだわり「ご当地婚」の地元への経済効果も莫大で、日本銀行は120億円の県内への経済波及効果があるとの試算を出した。

野球じゃあるめいし、披露宴の経済効果を試算してどうすんじゃい?
さすがに離婚時の経済効果は発表せず・・・
逆さ眼鏡で見つつ・・・

“公民館ウエディング”なんてどうだろう?
惣利の公民館で挙式し、徒歩にてそのまま“そうりの食卓”にて披露宴。

着付けや宛名書きなど経験豊富なシルバー人材にお願いしても、いいだろう。

どうだろう?

今だからこそ新鮮ではなかろうか?

誠実な想いを持ってプロデュースしてくれるプランナーが必要だな・・・

地域の誠実なパン屋と菓子屋は心当たりはある。

“宇宙一誠実な披露宴”は、いかがなモンだろう?

そのうちに実現したい、「本日の披露宴定食」
Date: 2009/06/30


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