シェフのつぶやき
商いとは?
昨夏の同窓会の席で、
「お前なら特別に200万の墓石を20万にまけてヤロウ・・・」
と、同級生。

今回問題になっている、グルーポンの商法、半額以下が当たり前という割引率。

昨今、定価というのは、在ってないようなものなのか?オープン価格の定義も私には理解できぬ、もはや絨毯売りや墓石のお話だけではなくなってきているのでは?

“フラッシュマーケティング”という手法を取り入れ、空席になりそうな座席を事前に割引販売する格安航空券と同じで、制限時間内に購入希望者がワッと集まる。

昨年末にグルーポンの方が営業提案を私に説かれるが、数字とは無縁仏の堅物職人が計算力の早い彼らの話についていける訳があるまい・・・そして最大の売り文句は当社が宣伝もバンバンかけているので数百単位のお客が集まるというのだ・・・

正直困る。

地域の子供達へのスポーツや文化活動への協賛は進んで協力してきたが、宣伝広告費は開業以来捻出していないし、そんなバシバシ仕事をこなせるタイプでもないし、基本は顧客&現場が一番大事との思いは変わらぬ。

そんなこと思っても、時を駆けるエリート社員を前に言えんし・・

まあ蛇の道はなんとかである、蛇が通った道は、その蛇でなくてもよく知っている。同類は同類を呼ぶとも言うが。物事にはそれぞれ専門があり、その道の専門の知識が必要である。その道に通じ合った者同士にはよくわかるのであろうが、彼らの話が私にはまったく最後まで“理解”できなかったのである。

墓石の話にしか聞こえなかったのである。

勝手な解釈で申し訳ないが、つまるところ定価を倍にし、値引きしたものの何パーセントかを我々にくださいと言うことではないのですか?と、喉まで出るがぐっと我慢。

問題のお節の画像を見て、現場の職人さんがまともであればの話だが、良心の痛みというか不正な感じが一番大きくのしかかり、つらかったのではと、思ったりもする。

組織では 職種や技能、能力の違う人たちを束ねて 目的に向ってまとめあげる人を、仏語でも 英語でもディレクションと呼ぶ。
直訳すると「方向」となる。

現場との温度差で今回とんでもない「方向」となる。

今年も一意専心で感謝の気持ちを込めて制作に打ち込んだ、何も変わらない、そうりの食卓“おせち料理”です。
Date: 2011/01/19


寒いですね、
お正月休みが終わったかと思うと、世間では3連休なるものが訪れている、お国の祝日法の改正やらで年間を通し休みをまとめる傾向にある。

だんだんと、以前のがむしゃら国家から妙にゆとりを大事にしようという風潮が社会ならずと、学校教育にまでも及んでいく気が個人的には感じられる。

「おみゃえら、いったい何時勉強し、何時働くねん・・・(笑)」

目の前で明日から始業が始まると言うのに深夜近くまで宿題に追われ母親に叱責され、ベソかく娘と、・・もう二十歳になるばか者、(失礼、若者)が例年の如く成人式で暴れ叱責されている。

取り上げるマスコミもマスコミだが、地方自治体の方々もそろそろ気づかれたほうがいい。
「塗る薬はない」

歌舞伎界のプリンスも泥酔した末、顔面を骨折し変わり果てた姿と、受けた社会的制裁は、若気の至りでは済まされなかった事を説いたほうがまだ分かりやすい。

もしくは、お望みであらば完全武装し、国内では闘争もない、平和国家を出、海外の民族対立や独立紛争に一役買う特殊部隊の編成はどうだろう?無駄な税金の投入よりも、“エネルギー”の有効活用である。

次期政権の国家プロジェクトに上げてほしい。

我が職業、職人業も最近若い人の定着率が非常に悪い点で問題視されている(特に飲食業などの第3次産業)。 人材の確保と定着は命題とされる。

私から見れば非常に夢あふれる職業だと思うのだが・・・

サービス業の仕事をしているうちは、毎日の仕事に追われ、良い サービスに努めよう、美味しい料理を提供しよう、お客様に喜んで頂こう等、早くうちの若いスタッフにも、自覚の念をもって、日々挑んでもらいたい。

最近若い子を見て、羨ましく思える年代に私も入った。

写真は、お隣のご主人よりお正月の縁起物、千両・万両の寄せ植えを頂く。
Date: 2011/01/10


2011のはじまり・・
あけましておめでとうございます。

例年の如く、お節が無事終了し、晴れて飲んで食べて、また飲んでゴロゴロと非生産的な食うだけの正月生活の始まりである。
来年は名取裕子さん主演の吉原炎上のDVDでも借りようとふと思う・・余談話がすぎますが・・・

今年は気持ち的にどうもすっきりと新年を祝う気になれない。

こいつのお陰で私は横道にそれ何度も転び、転落し、突き当たり、涙し大笑いもする。東京の極貧生活も福岡での連続苦労時の時も彼は偶然にもそばにいた、お互いに“それてナンボ”の社会勉強は十分にしたと勝手に解釈している。

そんな幼なじみが肺がんで年度末に入院となり即、肺の三分の一を切除する手術となる。

タイミング的に毎年帰省する大分の中津市が今年は少し遠いところにあるように思える。今回ばかしは両親の顔を見る間もなく家族を実家に下ろし、本当に見えるほどの距離の中津市民病院にお見舞いに出向く。

「おう、どげんかー」
『おう、きたんかー』
久しぶりに会ったのに、

こんなもんである、唯一無二の親友の会話なんて、こんなもんであるのだ。

「明日飯でも食いに行くぞ」
「許可取っとけよー」
『わかった』

術後一週間そこらの患者を連れ出す事に判断がつきかねるので、家族及び病院の承諾を伺い久しぶりに二人での食事となる。

驚いたことに食欲は旺盛なのである、もともと体もデカク、骨太く喧嘩しても無敵だったのだが、それでもである・・・本人いわく「消化器官は関係ないけんネ」と、それでも時折咳き込み苦しそうではある。

「正月に病院で食べた弁当にくらべりゃ夢のようじゃのー」と、本人は笑みを浮かべ会席料理に箸を進める。

「きびしいのーせっかくの中津名物の鱧ちりを、お酒抜きで食べるなんち」と、私、、ぶつぶつ・・・。

でも、まぁ連れてきてよかったと思う、年齢を重ねるほどに本当に近くて遠い友人となっていく、「じゃあ久しぶりに小倉にでも遊びに行くか?」の問いに、『今日は遠慮しとこ』と、苦笑いの彼。

早いとこ治してもらい、来年は大酒を彼と飲みたいと思う新年であった。

私も今年一年もちろん、彼に負けじと、がんばらねば!

本年も宜しくお願いいたします。

新年は6日(木)ディナーからの営業となります。
Date: 2011/01/04


皆様にも食卓にも素晴らしい未来がある
5回目のクリスマスも無事終わり、ようやくのこと、一段落し今日は好物の松前寿司を頂く、五島沖で捕れた脂ののった寒鯖を昆布締めし特有の旨みをだし、シャリと昆布の旨みと鯖 のバランスがたまりませぬ・・・ぐふふ、至福の時である、ささやかな幸せの一時である、明日からはまたお節に集中する準備に追われる、今年最後のラストスパートである。

お酒も入ったところで、今年度の一番印象深い温かな食卓のお話を一つだけ・・・

5年前の開業時からのお客様で、お父さん、お母さん、そして息子さんの三人家族。
健常な、お子さんよりも息子さんの成長はとてもとても、ゆっくりで、お父さんと、お母さんがかわるがわる抱っこし食事を楽しみ、そして息子の分を食べやすく切り分け口に運ぶ。

特別のサービスや計らいはないが、私としては毎回気持ちよくお料理を振舞える気持ちになる。

幸せな家庭の姿がそこにある。

アメリカの音楽家エドナ・マシミラが書いた「天からの特別なこども」の詩がそのままに理解できる、その柔和で穏やかな、かけがえのない子どもが、天からの特別の授かりものだと悟る事ができる。

そして初めて先日、息子の為に“お子様プレート”の注文をいただく、お店が開業し5年になることだし、もちろん彼も5歳以上のはずなのだ。

そうなのだ、もうそろそろ、お取り分けでは物足りないのだ。
そうなのだ、本日の特別な、お子様プレートなのだ!
そうなのだ、フレンチレストランでもなく、高級レストランでもない、街の特別な“定食店”なのである。

開業以来コンセプトのブレはないと自負している。

驚いたことに今日は彼が母親のグラスに父親のサポートのもとワインのお酌をしている。

お母さんの本日の特別な誕生日プレゼントであったはずである。

私も特別に彼に、そうりの食卓5周年記念カレンダーを手渡しで「ありがとネ!また来てネ!!」と進呈する、はっきりと以前よりは表情豊かに私に微笑みかけてくれる。

「あーよかった、この地に開業した歓びを改めて感じ元気を頂いた一日であった」

2011年皆様にも、そうりの食卓にも、素晴らしい未来が待ち受けていると私は思います。

「よいお年を、お迎えください」

店主
原 利成
Date: 2010/12/27


ROCKY・・・?
欧米とは異なり日本では生鮮三品にこだわりる食文化が古くからある。

しかし最近では、それぞれが離れているため、ワンストップショッピングができず、そのせっかくの培ったノウハウを生かせず求心力を失い大手のスーパーに客は流れる。

飲食店の多くも流れとしても、電話及びFAXのやり取りですべての商材が取り揃う、専門商社との取引が主流となりつつある。

「便利なのである」

そうりの食卓の場合は、そんな時代に逆行するが、やはりこだわりたい生鮮三品・・・

いまだに勝手気ままに旬の鮮魚を毎日運ぶ、魚屋“じゅんちゃん”勝手にモーニングコーヒーまでも飲み、トイレも済まし勝手に帰る。
お客様に評判が高い旬の鮮魚。

毎朝必ず連絡を取り合う八百屋の兄ちゃん・・・
多分お互いに、妻よりは一日の対話時間は長いよなと先日意見が一致した朝倉出身の通称“兄ちゃん”。私とは一回りに干支が違う幸せを招く?若い蛇年。毎日土臭い野菜が使用できる環境に感謝している、冷蔵保存する暇がないほどに野菜の回転は早い。
野菜の鮮度は冷蔵保存することで落ちます。

そして7代目将軍?“ひでさん”大正時代から続く福岡の老舗精肉店、九州沖縄サミットでは佐賀牛の正規認証店としてブランド力を高める蛇年の社長、私と同い年である、タメ口でいける男である。
「さみしい・・・わ・・」と、用がなくとも毎日電話する。
かれこれ長い付き合いではあるが、、、
付き合いはじめのカップル並みである。

そんな社長と今期最後の私的には大きな商談である。

クリスマスとお節のメインとなるお肉。

生産者、あるいは生産品の情報を開示して、一般消費者と『顔の見える信頼関係』を構築する事を目標としたトレサビリティー。
最近牛肉の偽装などで問題視されるが、我々もやはり取引先とも『顔の見える信頼関係』が大事だとつくづく思うこの頃でもある。

「生鮮三品」

向かう方向に間違いはない。
Date: 2010/12/20


そうりの女子会
早くも12月半ば、振り返る暇も隙もなく最後まで走り去らなければ・・
クリスマスディナーにオードブルにチキン、それにお節と、最後の追い込み期である。

「精神一到何事か成らざらん」の気迫だけで乗り切ろうとする自身に少々無理を感じるこのごろでもある。

来年はどんな年になるんでしょうね?
今年の流行語大賞の一つに“女子会”。

女性だけで集まって飲食をし、情報交換をする会のことらしい、現代版井戸端会議みたいなもん?

仕事を持つ女性の過半数が月一回以上女子会に参加しているというデーターあり、会の意義や目的で多いのが本音トークや秘密トークが出来る点。
他に女性同士だから共感してもらえる点やストレス発散が出来るという理由もあるらしい。

なるほどである、かなり、、なるほどの納得度の高い記事が出ている、女性比率の高い、うちの店の社会的貢献度は高いのである(笑)

そして、驚くべきデーターは2009年以降、可処分所得が総務省の調べでは中年層の一人暮らしに限り言えば、女性が男性を上回った結果が出ている。

今や若年層では、女性のほうが男性よりも稼ぎがいいのです。

そうなのである!つくづく感じるのである!日本の男子よもっと命がけで勤労に励もうではないか!

デートで使うレストランも女性が選ぶのが当たり前になってるそうではないか!

半ば信じ半ば疑いたくもなる、そうなのである!

女性が男性を店に連れて来る時代であり、そんな店作りが求められる時代がやってくる。

2010年値下げ競争では小さな商店ではとてもではないが仕掛けられない分、楽しい時間を提供できる「価値」の部分では十分に優位に立てるのではなかろうか・・・

2011年「価値」を引き上げる競争には是非とも参戦したいと思うこの頃でもある。

「女性が元気なうちに」

Date: 2010/12/13


if. “もし”
幸いに、今の日本では戦争の心配はほとんどありはしないが、“もし”朝鮮半島の極限的な緊張感を失ってしまったら、この国はどうなるのだろう・・・

女が強くなり男が弱々しくなっているという現代の徴候のなか、“もし”自分の息子が喧嘩に負けボロボロになったとしたら、「修行が足らんと」叱責できるのだろうか?

父親的には嫁に酒の上での醜態に110番通報はしてほしくはなかったのでは?

世の中はすべて競争原理で動いているのだから、喧嘩にしかり勝ったり負けたりの繰り返しで、私の場合「ひょっとしたら勝てるんじゃねえか?」そんな思いでアンポンタンな戦いに挑んできた。

もちろん敗戦の積み重ねである・・・
勝てば官軍ではあるが、負けてなんぼの学習能力も身に付く、ビジネスの世界にも通ずるのでは?

逃げ惑う人間を攻撃するなんぞ、下の下であるまいか・・・

“もし”私がが息子を持つ父親であれば、ビジネスであれ真っ当な喧嘩であれ可能性を秘めてるのであれば、とことん戦えと申したい。

明らかに弱い相手や、勝算が確実に見込めるビジネスに手出しは無用である。だめ男に多い、、魅力がない。

そして、“もし”私が息子をもつ父親として、結婚観を助言するならば、漬物が上手に漬けられ(お料理上手な方が多い)、クリスマスが近くなれば、さりげなく手作りのリースなんぞをお部屋に飾れ、折り目の効いたハンカチーフなりナフキンをひざに置き食事を楽しむ女性だみゃーなどと好き勝手な戯言&一言居士。

今年も素敵なクリスマスリースを昨年に引き続き、もち!素敵なお客様より頂く。
昨年同様、夫唱婦随を絵に描いたような仲のよいご夫婦で、私的には身につまされる思いである。

温かなクリスマスリースに囲まれた“そうりのクリスマスディナー”が直にやってくる。
いつもの食卓でいつものお客様で今年で5周年である。
今年も特別な思いで望みたい・・・X'mas
Date: 2010/11/29


明るいNEWSもある。
“守秘義務”・・久しぶりに聞く堅苦しく理解するには難易の高い言葉。

職務の特性上秘密の保持が必要とされる職業について、それぞれ法律により定められている。これらの法律上の守秘義務を課された者が、正当な理由なく職務上知り得た秘密を漏らした場合、処罰の対象となる。

日常ごく普通に情報の共有をしていた訳だから、いきなり機密扱いされれば当然、管理体制を強化していないのだから情報は流れている。

海保も色々と立場上難しいだろうが、(政権もころころ変わるし)しっかりと意見を言うべき時は言わなければならぬのでは?

国民の生命と国益を守るのが使命な警察官、消防士、自衛隊、海上保安庁。政治家に従うのが国家公務員かもしれないが、間違った政府、政治にははっきりと違うと言えるような環境ではないのだろう・・・

先日、遭難した中国船を命がけで人命救助に挑む海保の映像を見、まだまだこの国は機能的には政治外の所で、きちんと稼動しているんだなとほっとしたりもする。

まあ、政治家の中には「愛国者を売国者が逮捕できまい。」と、
はっきりとした意見を申す方もいらっしゃるが。

つまらん前ぶりが長くはなったが、私が勤め人であったころ突然に事業所の閉鎖が会社側から伝えられる。

「守秘義務により」理由は告げられないという社長の会見、さすがに一部上場の企業となると違うんだな・・・恥ずかしながら難しい言葉すらも理解することもなく「申し訳ないが先の見えぬ仕事はできませぬ」と、辞表の提出となり現在にいたる。

私の場合いまだ家族には守秘義務を発動してはいませんが・・・

時を同じく退職された女性が本日無事、出産退院となる。

時の流れに感慨一入、いいニュースもある。

よかった、よかった、おめでとう。
Date: 2010/11/15


目は口ほどに物をいう
多くを語らずとも、目が喋り目が人を動かす事がある。

相手の目をじっと見つめながら喋る。人の話を聞くときも同じで、じっと相手の目を見つめながら聞く。

約半年前そんなこんなのやり取りが私とは一回り以上の年齢さがある若い青年実業家との縁がある。不思議なもので、必要な時に必要な人と会う“運”なのか“縁”なのか定かではないが・・・

腰が低く、相手に対して頭の下げ方に、謙虚であるということと物腰が丁寧で他人に対して敬意を表す姿勢に感銘を受ける。

おまけにイケメンで切れ者で将来のビジョンもしっかりしている。神は二物も三物も与えるのかよ、俺にもわけろョ!ブツブツとつぶやく・・・(笑)

日本の食卓には欠かせない醤油だが、国内消費は先細りの様相を強め、日本食ブームが続く海外では消費量が確実に伸び続ける。

今後、「すばらしい日本の食文化を積極的に海外に紹介したい。」

青年実業家は目を輝かせ協力を要請。

「全面的に協力させて頂きたい」
と、私。

細かい話はなしで、すべての商談が取り纏まる。

今や経済紙、全国紙、メディアなどで彼らの取り組みが大きく注目される。
そうりの食卓プライベートブランドのソースもお陰で認知度があがってきた。

協力どころか、助けられている・・・
“笑い話じゃあるまいし・・”

「おかげさまで、百貨店の祭事も好評の内に無事終了することができました。」明るく意気健勝な声でブレーンである店長から丁寧な報告と感謝の気持ちが伝わる一報を頂く。

食の多様化にもよる需要減少を乗り越え様々な工夫を凝らし、醤油業界を牽引し、世界進出を目指す彼らの取り組みが楽しみな日々である。

福萬醤油
http://www.soywine.jp/
Date: 2010/11/10


結婚記念日
イギリスのディケンズの作品に、自分が生まれて、その後どうゆう事をやってきて、どういう人にあって、どういう風に大人になってきたか?
と、語ることにより「私」を語れるという発想がある。

「私」の場合分けも分からず22歳の若さで渡仏し、ただの“あんぽんたん”若造は精一杯の知恵と勇気と運だけで帰国までの約10年、楽しく生き抜いてきましたヨン!

“今”思い起こせば、現在の政府の外交能力よりも長けていたのではあるまいか?(笑)

場所柄(ワインのメッカ、ボルドー)、給与のほとんどを一級ワインの収集に費やす。
現外務省の隠し持つワインより私の方が、質、そしてセンス共によしと思う・・・
なんてたって汗水流して働き購入したものだ。

近い将来か、遠い未来か、叶わぬ夢かも知れないが、普通に“記念日”に抜栓できる社会人になりたいものだとの思いがあった。

帰国の際は、微々たる現金と手荷物として抱えきれぬワインの数々に冷や汗もので税関をくぐり抜けた事が記憶に新しい。

生のフォアグラと、お土産の男性誌は没収となるが・・・

本日、結婚記念日にお招き頂いた、“氏”も大事なお客様から、私の人生観に大きく影響を与えてくださった方である。

華やかな邸宅に、目の前にシャガールの版画が華やかに飾られ、奥様の手料理に舌鼓を打ちつつ、思い入れの深いマルゴー村ののシャトーマルゴー1982年を開ける。

“私”自身が今後「どこに」向かうのか「目的地」はどこなのか?
思い悩むことがあるが・・・
氏”は事あることに、私の未熟さを、やさしく遠回りに唱えていただける。

忌憚なき意見をぶつけてくれる、人がいる事は幸せなことである。

なんと、本日11月1日は私どもの結婚記念日でもあった。

今更ながら、招待されて気がつく我々も我々である!
久々に大笑いに終わった一日でありました。

「おごちそうさまでした。」
Date: 2010/11/01


現行ログ/ [1] [2] [3] [4] [5]
[TOP]
++ UC mart ++