シェフのつぶやき
11th anniversary
2005年秋、予告せず出現の街の定食屋は、閑古鳥が鳴くほど暇を持て余していたから、通学途中の小学生諸君に目を見据えて大きな声でご挨拶「いってらっしゃい!」「おかえりなさい」と私、足早に通りすぎる諸君、レアなモンスター出現だったのだろう。

11年の時を経て、男子の挨拶として帽子に手を当て軽く前に傾け去る部活帰りの精悍に日焼けした野球部員、「甲子園応援行くからな」と私、白い歯がまぶしい彼・・・

“進む道”は緩やかな坂道で自転車立ちこぎの青年は立ち止まり汗だくで「地元の大学に進学を決めた、塾の帰りだ」と、「今日はカレーかな?」と私、会話が成り立たずかれこれ11年、もう“進む道”を考える年頃なのだ・・・

言葉なく軽く会釈し微笑ましく通り過ぎたカップルの二人、立ちこぎではなく自転車を降り、ゆっくりと沈む夕日に向かう二人、「弓道もしっかりネ」と心中、遠慮会釈で見送る・・・

確かに十年以上の月日が過ぎ去つたのだなぁと、少々の寂しさと今昔の感が禁じえない。

唯一父親より受けた教育が社会に出て役に立つ「相手の目を見て、話すよう」bonjour こんにちは、bonsoirこんばんは、bienvenueいらっしゃい、遠い外国でも元気と明るさがあれば十分に通用した、人生が単調でなく複雑に入り組んでくることもあるだろうが、挨拶により「私はあなたの敵ではありませんよ」との気持ちをこめて、長年継続してきた。

何気なく続けてきた一朝一夕の皆様との習慣が、気持ちの休まりどころにもなる、なんとなく書き綴る11周年の挨拶文が日常の徒然となってしまいましたが、「感謝の気持ち」で一杯です。

“ありがとうございます”

今年は11周年記念に、日本の発酵食文化の豊かさを伝える一片になればとの思いで、私の愛でる気持ちが詰まった「新米甘酒」を試飲していただけたらと思います。

是非お気軽にご来店くださいませ、スタッフ一同笑顔でお迎えいたします!

2016年10月1日
そうり株式会社代表取締役 原 利成
Date: 2016/10/01


ご無沙汰しました4年ぶりのご挨拶です
















人間五十年、夢幻のごとくなり、一病息災あてにはできませぬ。

「ことわり」を「はかる」読んで字の如く、料理人として三十年
いまだ従業員のまかない作りに精を出す、一人前の宮大工を目指している訳ではないが
仕事の段取りが奉公人の頃よりはずっと楽しい、少しは進化しているようです。

帰国して二十年、徴兵前のフランス人を振り回し寝る間を惜しみ仕事も遊びも充実していた頃が懐かしい、安寧なこの国で遊牧民族にも農耕民族にも所属せぬ若い世代共々、
私事の懸案事項も先延ばしとなりそうです。

創業十年、ひとつの節目を迎えることができました。
たくさんのお客様、携わった方々に祝福の声をかけて頂き感謝の一言です。
お祝いに頂いた生花も処分することができず、少しずつドライフラワーとして製作させて頂きました、お店が続く限りは飾らして頂こうと思います。
我ながらにいい出来栄えです!最後は故郷の沖代平野の高台にお願いしようと思います。

武骨一辺な感謝状か挨拶文かよくわからなくはなりましたが、とかく感謝の気持ちを伝えたく一筆取りました。

今後とも宜しくお願いいたします。

2016年1月
原 利成
Date: 2016/01/03


スタッフから一言
皆様、明けましておめでとうございます。

昨年も皆様に愛されて、無事一年を終えることができました。
誠にありがとうございました。
本年も更に磨きをかけて頑張って参りますので、何卒、ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

年末より寒い日々が続いておりますが、体調崩されないようお気を付け下さい。
Date: 2013/01/04


被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が 全力で日本を援助する。」

米軍「日本の救援作戦を【オペレーション・トモダチ】と命名する」

マナー、教育、冷静さ「人類で最高の先進性が日本にある」中国紙

「我々ができることは、どんな支援でも行いたい」ニュージーランド首相

「ロシアは、この大変困難な地震の被害克服において、隣国として できる限り援助する用意がある」

地球上の192カ国のうち、約半数にあたる94ヶ国が日本を支援する意向を示し、「日本を助けるんだ」と動き始める。

一つのおにぎりを分け合い励まし合う避難所の方々、お子さんの明日への食料確保の為、空腹を我慢するお母さん、井戸水を必要な限り汲み取り続けるお爺さん、ガソリンを必要な分だけ分け与えるお父さん、まず赤ん坊のミルクの確保に動く人々・・・

FMラジオで、心のケアを専門にする有識者のコメント。

・寒くなったら、お子さんを強く抱きしめてください。
・お腹がすいたら、お子さんを強く抱きしめてください。
・暗くなったら、お子さんを強く抱きしめてください。
・寂しくなったら、お子さんを強く抱きしめてください。

そして、アンパンマンの歌が流れる・・・

今日ほど、この国家に生まれ育ったことに感謝した日はない。
間違いなく復興し、そしてたくさんの笑顔があふれる日が必ずや、やってくる。

「間違いはない」「そう信じる」

忘れないで 夢を こぼさないで 涙
  だから 君は とぶんだ どこまでも
  そうだ おそれないで みんなのために
  愛と勇気だけが ともだちさ

アンパンマンの歌より
Date: 2011/03/14


弟子来る
釈迦はお弟子さんに「お前さんはもう経文は覚えなくてよい。草履をきれいにしていなさいと言われる。」

その昔、かなり昔のお話ではあるが・・・
出来の悪いシェフ(私)は同じく出来の悪い弟子に「お前さんはとりあえず料理は覚える必要はない、とりあえず朝食用のサーモンを綺麗におろすべし・・・」

毎日毎日それを愚直に実行していた、それぞれの出来の悪い弟子が、一番に悟りをひらいたのは釈迦の弟子で、私の弟子はサーモンを綺麗にはおろせずである。

それでも毎日「愚直」にサーモンをおろし塩鮭を作り、得意の出し巻きを巻きホテルの朝食の準備に日々励む。

習慣化のコツは、料理を好きになることなのである、「食べることは大好きなんですが、料理のセンスがないんですよネェ〜」

と、彼の口癖でもあった。

己を知り、自分の現状を正しく把握し、前倒しの準備を怠らず、それを愚直に継続するというプロセスを積んだ人間は強い。

最近の若者に一番かけている部分では?

そんな“彼”今や多くの社員を引き連れる、弁当屋代表取締社長である。
「会社設立おめでとうございまーす!」
「ぼくも遂に彼女できましたー!!」
おっきな花束と小柄な彼女共に、彼のデカイ巨体が更にデカイ花束が覆う。

「いいしょ、いいでしょ?、ぼくの彼女、小声でささやく」
彼女も可愛いが、こやつも可愛い。

この男、節目、節目で必ず私の目の前にあらわるる。

「おれもなぁ、しかるべきお前の晴れ舞台に、しかるべき用意をしとかないかんけんなー。」

と、

先輩社長にもの申す、

花が美しい。
Date: 2011/03/10


折れたアスパラガス
ここ最近あらゆる食品価格の上昇は民衆及び田舎の定食店店主の不満に結びつき、地政学リスクの上昇につながるケースが考えられる。

「ちょっと、おおげさです。」TV、CMより引用・・

食品価格の上昇=悪いインフレ懸念=経済回復の脅威=政情不安

私自身も、お腹がすく=機嫌が悪い・・?
と、よく言われる。

地球上のあちらこちらで問題を引き起こそうとしているのでは?

連日のように食品問屋さんから価格値上げの見積書を頂く、「生かさず殺さず」 自身の利権を増やすことが唯一の目的である為政者にとって古来からの普遍的な政策であるが、最近では「紙代がもったいないから、口頭でもいいけんね」と半ばあきらめモードである。

そのような日々の中「シェフ、ちょっと折れの入ったフランス産のホワイトアスパラが入荷しましたよ」と、私の定食店に対し、常時とっさの知恵や即座の機転を利かしてくれる信頼おける取引先部長。

「もちろん価格は訳あり商品なので考慮させて頂きます」
との事。

“本日の夜定食”(全9品)、3,500yen(税込価格)の一番の理解者であり、有能な営業マンである。

旬のフランス産ホワイトアスパラガスを取り扱えメニューに取り入れられる“幸せ”職人冥利に尽きる。

感謝すべきものは、よき理解者である。

<準備するもの>
・“折れたアスパラガス”
・活地ハマグリ
・香味野菜
・蛤だしのコンソメスープ
・生クリーム

“地ハマグリとフランス産ホワイトアスパラガスのクリームスープ”
の、完成である。

今日は北九州からわざわざ高速道で、うちのお店を目指して来店していただけるお客様と、同じく粕屋から開業以来定期的にご夫婦で来店していただける大事なお客様に、旬の食材を提供できる歓びを春の到来と共に感じる日となる。

「私ホワイトアスパラが大好きなんですよ・・」
と、
素敵な笑顔が印象的でした。

笑顔=地政学リスクは、なしなのだ!
Date: 2011/02/28


パンダと春の到来
♪西から昇ったお日様がー 東に沈むー

これでいいのだぁー♪

小春日和と共に、会社の憲法と言われる“定款”なるものを定食屋のバカボン親父は、今までの知識や経験などに基づいて、筋道を立て、珍しく頭を働かせる。


其の一:飲食店業

「どんなお店ですか?」のお尋ねに『街の定食屋です』と答え続けたが、今後「どんな会社ですか?」の問いに『食を通しお客様と向き合うことが出来る会社です』と答えたい。

其の二:お弁当・惣菜等調理食品の製造

毎日の楽しいお弁当作り、何となく、成長分野という 位置づけも最近になり、あくまでも何となくではなく、構成比上切っても切れぬ運営上重要な分野となる。
弟子の一人、弁当屋代表取締役の元子分に「なんかあったら宜しくな」と伝える。

其の三:商品の企画、開発、製造、販売

下手な鉄砲も・・・ なにごとも根気よく続ければ、そのうちにうまくいくものだということを信じ、いつかは世の役に立つ商品を育てたい!

其の四:パン、お菓子等の製造、販売

いつかはお客様の来店時間に合わせ、焼きたてのパンの幸せな香りと共にプライベートブランドのパン製造を実現したいと思う。
海外進出と国内の店舗展開に弾む、近所のパン屋社長に最近「遂に念願の“子会社”社長となる準備が整いました」「イェス・マン」になりますと、報告。・・・相手にされず、苦笑い。

其の五:農産物及び海産物の生産、販売

一次、二次、三次産業の話に結び付けたいところだが、自家農園で得た恵みを最短の距離でエンドユーザーに提供できればとの思い。
船舶免許もここで生きてくる、道楽ではない結構本気なのである。

其の六:料理、ワインその他食文化に関するコンサルティング

「単なる飲み会も含む」
食べること飲むことで、素敵な微笑みが生まれ、食を通じて人びとへ悦びがあり、心と身体はイキイキする。食を通じて新しい生き方を提案もある、本日も大事な友人とワインと奥様の手料理に食が楽しさを作る食育の大切さを考える。

そんなこんなで、何もJR九州全線開業に合わせたワケでもないが(笑)、三月三日お雛祭りの大安吉日、「街の定食屋」そうりの食卓は、そうり株式会社に組織変更となる。

『食を通しお客様と向き合うことが出来る会社です』
と、答えたい。
Date: 2011/02/22


大安吉日!小春日和!!
それでも給与は出る。

八百長問題で場所中止・・数十億単位で損出をだした相撲界、それでもお給金が出る不思議。

素晴らしいではないか相撲協会の経営基盤!一般の民間経営者にそんな思いを寄せる方はいるのでしょうか?

ぼくもお金と“星”のやりくりを上手にして悠々自的な相撲人生を送るんだー、
と、未来を担う子供が出てくるのであろうか?

他界した、うちのばあちゃんも毎日のように時間が来るとTVの前に正座し、放映を楽しんでいたよなと、ふと思い出す。

そんな浮世の影が舞う中、悪い話ばかりではない。

長友のインテル電撃移籍、日本のサッカー少年に計り知れないほどの影響を与えたはずである、現地インテルファンも「全試合で先発してほしい」と今日のスポーツ紙に出ている。

喜ばしい事ではないか!是非とも世界一のサイドバックを目指してほしい!!

「夢は思い続けることで現実化する」など、自己啓発の書物などでよく語られるが、なぜ現実化するかなどの根拠などはなにも語られぬ。

しかし、夢はしつこく願い続ける事が大事な事ではないかとつくづく思うこの頃である。

最近になり、若いスタッフがようやく、自費でプロ使用のMY包丁を購入する、ようやくプロのピッチに向かいストレッチの体操を始めた段階だろうか・・・

口癖にもなってきたが、数年後もしくは数十年後に何を何とかすると、考えると、今現在がどうなってはいけないかと、考える事の重要性を、今日会計士事務所の先生と、司法書士の方との会食で、ふと考えさせられる。

小春日和の大安吉日にちょっと遅めの節分かな。

Date: 2011/02/08


新年会
1番手:ゴエモン、体育会系、焼き鳥約20本以上・でっかいおにぎり5個・コーラを2杯、その他もろもろつまむ・・・
(ぐふふ〜これで奴も若いと言えど身重になり感覚的に鈍ったはずだ。)

2番手:ナカジー、さすが自称アル中と申すぐらいのことはアル!メニューにあるアルコールはすべて飲み干し、焼き鳥片手にコップ酒ならぬコップワインでいい気分!!(ぐふふ〜こいつも論外であるな・・しかもボーリングは苦手と言うし、若いソムリエにはまだまだ負けられぬ、まだまだ勉強じゃい!!)

3番手:先輩(皆からこう呼ばれる)、常に冷蔵庫の卵の数までもを把握している知能派、戦略的にはノムさんのID野球型・・・ぶれないのである、しかし今日は新年会と言うこともあり飲めないお酒を珍しく飲み目が、ぶどうサワーとなっている。(ぎゃはははーすきアリーなのだ!!)

4番手:シェフ(私)、気持ち的には一番若いと勝手に思っているのだが、やはり体力の低下は否めない・・・しかーし、何時なんどきこやつらが、まとめてかかって来たときを想定し対戦できるよう、毎日八百屋での荷台トラックでケンスイ&腹筋の基礎トレーニングは欠かさない。いつまでも反抗期の大人である。

以上年功序列のライナップ

しかし、今日は負けたくないのである、ドーしても負けたくないのである、こやつらに・・・二次会のボーリング大会。「ずるもできんしなー」

一等賞金をつけるのもよいけれども、罰ゲームを設けるのもかなり盛り上がる、今回は最下位にすべてのゲーム代を課した。

仕事も、もちろん真剣なハズですが(笑)、仕事を離れても、彼らは更に全力投球で遊んでいます。
「いいよな〜若いエネルギーって・・」
一人つぶやき
「もっといい方向へと反映できるよなーて・・」
一人考える

そして、結果は
“年功序列”なのである。
私がゲーム代を清算するハメとなる。

「悔しいのである」

今日は楽しい新年会でありました。
Date: 2011/02/01


小雪舞う
クリスマスイルミネーションを小雪舞う中、整理収納作業を意を決し決行する。

「寒くて辛い」

楽しい人生には価値がある、価値ある人生を送る事ができるならばこの上ない楽しい人生を送る事ができるのだろか。

価値ある人生とは、お客様に喜んでいただけるよう、追い求めることなのか、それとも、自身の願望を満たすために、追い求めることなのか?

「どうなんだろう」

とりあえず小雪舞う中、野外作業を終え、一路瀬戸内の豊前海を目指し高速に乗る。

焼き牡蠣なのだ!こんな日は何が何でも焼き牡蠣なのだ!!

大粒で味がいい、故郷近くの豊前の一粒牡蠣なのだ!
脳と中枢神経から指令が出る、GO!GO!GO!

意外にも他県ナンバーがズラリと並ぶ地元の焼き牡蠣小屋。

日本全国“何でもブランド化時代の中”こんな所にも・・自然の恵みにまでもブランド化される、その出来上がった「ブランド」のイメージが先行し過ぎて、自分の見る目を失ってしまいがちな世の中になりつつにあるのでは?

しかし、やはり安くて旨いのだ瀬戸内の牡蠣。

「シーズン外やけんが、蟹汁食べんねー美味しいけん」
『いいねー』『もらおうか』
なんと、一尾丸ごと汁茶碗からはみ出らんばかりに出てくる。
「兄ちゃん近所やろうーサービスしといたヨ!」
『ねえさんアリガトネー』
ひび割れた手先が私同様痛そう・・

小雪強くなること一路高速道を福岡に戻り、気の向くままに筑紫野インターで降り、二日市の温泉へ。

お湯が良いのだ!良いお湯は翌日に判る疲労感が抜け肌に潤いが出る、近場にこんなすばらしい公衆浴場のある幸せ、200円では申し訳ない限りである。

何ひとつ傷のない価値ある人生の中の一日を過ごす。

感謝することを忘れてはならぬ。
Date: 2011/01/24


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